画像から拾う前に、正式な色指定を探す
Webページ、チラシ、営業資料で会社の色が少しずつ違うときは、最初にブランドガイドや制作データの指定を探します。画像をスポイトでクリックすると値は取れますが、その値が正式色とは限りません。この記事はデザイナーへ素材を渡す担当者と、社内で小さな販促物を作る担当者向けです。
正式な指定がある場合はそれを正本にします。手元のロゴが古い版や圧縮画像なら、抽出値で上書きしないでください。指定が見つからない場合は、採取元のファイルと位置、候補の値を記録し、ブランドを管理する担当者へ確認します。候補と承認済みの値を同じ一覧に混ぜないことが出発点です。
1. 抽出した色に、使う場所の役割を付ける
画像のスポイトは、写真やロゴの特定の位置の色を確認する作業に使います。色抽出Toolは画像全体で多く使われる色を調べる用途です。同じ写真でも選ぶ位置や画像の加工によって結果が変わるため、候補を比較するときは同じ元画像を使ってください。
候補が決まったら、本文、背景、罫線、ボタン、補足情報など用途を分けます。施工写真に多い木の色を、そのまま小さな文字に使うと読みにくい場合があります。配色パレットは候補の幅を確認するために使い、出てきた色をすべて採用する必要はありません。既存サイトの色数や役割に合わせて選びます。
画像の特定位置から色の値を確認する →
写真で多く使われる色を調べる →
基準色から配色候補を作る →2. 文字と背景の組み合わせを実際の用途で試す
コントラストチェックには、使う文字色と背景色の組み合わせを入れます。色を単独で評価するのではなく、本文、ボタン、補足文など実際の組み合わせごとに確認してください。写真の上に文字を置く場合は背景が一色ではないため、一点の測定だけでページ全体が読みやすいとは判断できません。
W3Cの解説では、文字を画像にした場合も文字のコントラストを考慮することが示されています。Toolの判定は確認材料の一つです。文字サイズ、太さ、画像内での配置、スマートフォンでの読みやすさを合わせて見ます。色だけで予約可能・満席などの違いを示さず、文字でも状態が分かるようにします。
文字色と背景色のコントラストを調べる →W3C:文字と背景のコントラストの解説→3. Web用の値と印刷用の確認を分けて渡す
受け渡し表には用途、カラーコード、承認者、更新日を残します。Web用のHEX値をコピーできても、それだけで印刷物の仕上がりを確定したことにはなりません。紙や印刷条件による確認は制作・印刷担当と行い、色を見た画面だけで校了しないでください。
修正時はどの用途を変えたかを伝えます。背景を変えたなら、その上の文字やリンクも再確認します。数値の一覧に加え、使用例を一つ添えると受け手が役割を理解しやすくなります。ロゴの形状や余白、利用条件は色の指定と別なので、素材の利用ルールも一緒に渡してください。
選ばれる理由から考えるブランディングの進め方 →色確認の工程
- 正本確認:正式な指定と素材の版を探し、候補と承認値を分ける。
- 用途確認:本文・背景・ボタンの組み合わせで読みやすさを試す。
- 受け渡し:用途と値、使用例、更新日を添えて制作担当へ渡す。
制作前のチェックリスト
圧縮されたロゴの一画素を正式色として採用する、配色候補をすべて使う、コントラスト判定だけでアクセシビリティ全体を確認済みにすることは避けます。見栄えの好みと、継続して同じ色を使える運用を分けて考えてください。
- 正本のブランド指定と素材の版を確認したか。
- 色ごとの役割と使わない場所が分かるか。
- 本文・背景・ボタンの実際の組み合わせを確認したか。
- Webと印刷の確認担当、承認した版を記録したか。
出典と確認日
一次情報確認日:2026年9月27日。W3Cのコントラスト解説とNAYUTA Toolsの現行機能を参照。色の受け渡し表はNAYUTAの編集提案です。Toolの値から印刷品質やサイト全体の適合を保証するものではありません。
よくある質問
ロゴ画像から拾った色を正式色にしてよいですか?
まず正式なブランド指定を確認します。画像からの値は候補として扱い、元ファイルと採取位置を記録して担当者へ確認してください。
コントラストが基準を満たせば確認は終わりですか?
文字サイズや配置、写真背景、操作状態も確認します。コントラストは読みやすさを確認する一項目です。
同じカラーコードなら印刷物も同じ色になりますか?
コードだけでは印刷の仕上がりを確定できません。紙や印刷条件を含め、制作・印刷担当と出力結果を確認してください。
執筆と監修
本記事はAIを用いて原稿を作成しています。 公開前に岸 和伸が内容・表現・出典を確認しました。
住宅会社で注文住宅の営業を経験した後、Web・SNS・販促・マーケティングへと仕事を広げ、注文住宅に加えて分譲・不動産仲介・リフォームのWeb制作・運用に携わってきました。その後、大手不動産会社で広報・PR、ブランディング、オウンドメディアなどを担当。SNSやAI活用にも取り組んできました。住宅・不動産に携わって、約15年。
住宅・不動産のマーケティング、Web・販促、営業との連携、AIの業務活用に関する内容の確認。法律・税務・建築技術等の個別専門判断を代替しない。